■読了 『夜明けの街で』 東野圭吾 (修正&更新)
2007年 10月 07日
夜明けの街で
東野 圭吾 / / 角川書店
久々に読んだ東野圭吾著。
そういえば今度の月9ドラマの原作もそうだったよね。
あまりにも過去の記憶すぎて、配役がどうだって話にもついていけない私。
近々読み直してみようか。
『夜明けの街で』
帯には、「東野圭吾の新境地にして最高傑作」
「緊迫のカウントダウン。衝撃のラストシーン。」
とあった。
まもなく時効をむかえる殺人事件の容疑者と不倫の恋に堕ちた僕、の話だ。
期待していた東野ミステリーとはだいぶ違って拍子抜けした感もある。
でも、さらっと読み飛ばせないのは、男性作家ならではの男性の心理描写、だからだろうか・・・。
「まもなく時効をむかえる殺人事件」と「不倫にはまっていく男性の心」
この2つの軸が絡みながら、ストーリーは進んでいく。
私は「殺人事件」の方は大して気にならず、「不倫にはまる男性」の物語としてこの小説を読み進んだ。
不倫なんて馬鹿なヤツがする事。
男だから、素敵な女性に目移りするのは当然の事。でも目移りするのと心まで奪われるのとは別で、そんな事で大切な家庭を壊すことになるなんて愚の骨頂だ。
主人公の”僕”はそう思っていた。
それが、みるみるうちに甘い蜜の罠から抜け出せなくなり、最終的には家庭を捨てても恋人との生活を実現したい、と思うまでに至る。
流れとしては何の珍しさも無いよくあるパターンなんだけど、そこはさすがの東野圭吾氏。
私はまんまと彼の文章の餌食となった。
夫のいる女性の立場から、大変興味深く読ませていただきました。
気になる描写はいっぱいあったけど、きりがないのでいちいち触れるのはやめることにします。
東野 圭吾 / / 角川書店
久々に読んだ東野圭吾著。
そういえば今度の月9ドラマの原作もそうだったよね。
あまりにも過去の記憶すぎて、配役がどうだって話にもついていけない私。
近々読み直してみようか。
『夜明けの街で』
帯には、「東野圭吾の新境地にして最高傑作」
「緊迫のカウントダウン。衝撃のラストシーン。」
とあった。
まもなく時効をむかえる殺人事件の容疑者と不倫の恋に堕ちた僕、の話だ。
期待していた東野ミステリーとはだいぶ違って拍子抜けした感もある。
でも、さらっと読み飛ばせないのは、男性作家ならではの男性の心理描写、だからだろうか・・・。
「まもなく時効をむかえる殺人事件」と「不倫にはまっていく男性の心」
この2つの軸が絡みながら、ストーリーは進んでいく。
私は「殺人事件」の方は大して気にならず、「不倫にはまる男性」の物語としてこの小説を読み進んだ。
不倫なんて馬鹿なヤツがする事。
男だから、素敵な女性に目移りするのは当然の事。でも目移りするのと心まで奪われるのとは別で、そんな事で大切な家庭を壊すことになるなんて愚の骨頂だ。
主人公の”僕”はそう思っていた。
それが、みるみるうちに甘い蜜の罠から抜け出せなくなり、最終的には家庭を捨てても恋人との生活を実現したい、と思うまでに至る。
流れとしては何の珍しさも無いよくあるパターンなんだけど、そこはさすがの東野圭吾氏。
私はまんまと彼の文章の餌食となった。
夫のいる女性の立場から、大変興味深く読ませていただきました。
気になる描写はいっぱいあったけど、きりがないのでいちいち触れるのはやめることにします。
by kuw_buw
| 2007-10-07 16:26
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